【生産者とのつながり】産直おすすめサイト3選

食品
この記事は約7分で読めます。

産直から生まれる安心

 産直(産地直送)は、生産者と消費者のつながりの中で、安心できる食品の未来を築いていく取り組みのひとつです。生産者と消費者が信頼関係のもと、取り扱う農産物や水産物、畜産物などの産直品を通して、生産者との交流や顔の見える関係をさらに強め、日本の農産物や水産物、畜産物を守り、豊かな地域社会づくりを目指すことにもつながります。

 レストランでも、原材料の産地を目立つところに掲げ、原材料調達のこだわりと安心を前面に打ち出しています。原材料の産地こそブランド化され、信頼と安心を保証するためのものになっています。ブランドは消費者それぞれの頭の中にあり、一朝一夕では構築できません。

 食品の流通は、生産者と消費者の間に卸売り、仲卸、小売りといった業者が仲介していますが、インターネットや物流の発展に伴い、新しい食品の流通方法が広がりつつあります。産直という言葉から連想されることは、まさに顔の見える生産者から採れたての新鮮で安心食品が家に届くというということなのです。この産直の機会は、いま急速に増えつつあります。

 インターネットによる通販では、オイシックスや無印良品などが産地や生産者の明らかな野菜の直販を展開しています。大手小売りイオンでは、グループの直営農場で有機生産した野菜の店舗への直送を始めています。農協は道の駅などを活用した直販に力を入れています。

 2000年代には、食品の偽装など安心を脅かす数々の事件が相次ぎ、品質管理や食品トレーサビリティ、つまり食品の追跡及び遡及システムを重視する流通の在り方へ変わり、生産者から消費者のもとに届くまでを把握できるようになっています。

 食品トレーサビリティも確立され、安心が担保されるようになり、インターネット通販大手や大手小売りも直販に力を注いでいる今日、産地に根差した独自性を有するインターネット直販あります。現地ならではの原材料やこの原材料を使用した魅力的な食品が販売されています。もちろん目の前の農場や漁港、牧場からの新鮮な原材料です。観光で現地の旅館に泊まり、自慢の夕食で提供される数々の食品が、顔の見える生産者から送られてくるのです。

産直おすすめサイト3選

 産直サイトには、現地ならではとなる目の前の農場や漁港、牧場からの新鮮な原材料使用した魅力的な食品が販売されています。産直が選ばれる理由のひとつは、顔の見える生産者が作った食品をその場所に行かなくても、取り寄せて食べることができるということがあげられます。自身で取り寄せる以外にも、魅力的な食品を贈ることができ、今旬なものを旬の状態のまま届けることができるのはやはり産直ならではだからです。もちろん冷凍品や冷蔵品での配送にも対応しており、鮮度の保持に抜かりはありません。ただし、消費期限や賞味期限には注意してください。

九州のこだわりメシ

 みつせ鶏、干物、漬け丼、西京漬け、もつ鍋、水炊き、みつせ鶏鍋、半熟カステラ、バスクチーズケーキ、アイス、梨(初夏~秋限定)、ハンバーグ、ローストビーフ、佃煮、明太子、奄美鶏飯、カレー、海苔、そうめん、ごぼう天うどん、麺類、甘酒、お酒、ソフトドリンク、だし、乾物、調味料をはじめ全国的にまだ知られていない食品も扱っています。生産者から直送するので、とても身近に感じられます。 全品全国送料無料で、1,000円のお試しも可能です。品質面では、万一の不良やクレームに1件1件すべてに最後まできちんと応対しています。九州人が納得する本当の食品を味わってください。

 日本海や玄界灘で獲れ、低温で熟成させた真あじや真鯛、さば、甘鯛、赤むつ、穴子の一夜干し詰合せは、産直ならではの味と風味です。焼いているときの香りや滴る脂、口に入れたときの食感とうま味は、産直以外で味わうことはできません。  

 はかた地どりの水炊きは、ふ化日より飼育期間 50日程度で出荷されるブロイラーや銘柄鶏と異なり、在来種の軍鶏とサザナミの血統をもつ地どりを使用しています。地鶏の定義は、日本農林規格により決められています。規格によると在来種由来の血統が50%以上で出生証明ができること、ふ化日より75日間以上飼育していること、ふ化後28日目以降は鶏舎の中また外で鶏が床や地面を自由に動けるようにして飼育すること、そしてふ化後28日以降は1平方メートル当たり10羽以下の環境で飼育していることです。ここでの在来種とは、明治時代までに国内に土着した在来種で38種となります。この在来種の血統が50%以上入っていることで、地鶏と名乗ることができます。一般的な鶏と比べると調達価格は上昇しますが、長期間飼育しているため、肉質がしまり、歯ごたえがあって、味も濃厚です。スープにするとコクがあり、うま味が後を引き、断然美味しいです。

ベーコンやハム、ソーセージにこだわった北海道のファーム

 牧場に加工場を併設し、独自の製法と設備でベーコンやハム、ソーセージを製造しています。こだわりのひとつは本物の炭火を使って行う乾燥の工程です。ガスや電気に比べ炭火であぶると、肉の表面にすばやくまんべんなく熱がいきわたるので、肉のうまみ成分を閉じ込めておくことができます。強い炭火でうまみを閉じ込めた後は、残り火で、じっくりいぶす燻煙の工程です、この工程で肉に独特の深い香味が付与されます。一連の工程は熟練の職人が1品1品かまどの火力を調整し、でき上がりを見極め、最高状態で仕上げています。

 1885年創立され世界最大規模の国際品質競技会であるドイツ農業協会より、ベーコンなどが2018年に受賞しています。

 「作り手が本当に納得できる製品、心から美味しいと思える製品をお届けしたい」そんな真心を込めた製品造りの信念のもと、ベーコンが生まれました。3日間白樺のチップで燻した香りは料理を引き立たせ、2週間かけ味付けし、直下式炭火製法にて3日間かけ余計な脂身を落とすことで、肉本来の旨みを凝縮しています。多くの方から「食べてよかった」、「また食べたい」と思ってもらうため、さらに努力し続ける精神のもと、ベーコンの味と伝統が守られています。

 ベーコンの美味しい召し上がり方です。

1 フライパンにベーコンをのせて、弱火で炒めます。ベーコンから脂が少しずつフライパンに染み出てきますので、ベーコンを返しながら両面を丁寧に焼いてください。

2 次第にベーコンの脂が少し半透明になってきて、ベーコン全体が透明の脂で潤ったところが最初の食べごろです。

3 さらに弱火で炒め続け、両面を丁寧に焼き続けてください。炒め続けるとフライパンのなかの脂も増えていきますので、表面に焦げ目が多少ついてきたらできあがりです。余分に熱が入らないようにすぐに皿に移してください。

熊本牧場の馬肉

 熊本の牧場で肥育した馬のみを使用しています。鮮度もさることながら、阿蘇の湧き水やオリジナルブレント飼料、肥育に適切な環境、食肉センターにて自ら解体及び加工しています。工程のすべてにこだわりを持ち、安心安全な馬肉を届けてくれます。 

 馬刺しはもちろん、すき焼き(桜鍋)や塩焼き、バーベキュー、鍋物、ハンバーグなど和風から洋風までさまざまなメニューに合います。九州熊本の郷土料理と思われがちですが、霜降り肉は熊本特有でも、赤身となると青森から福島、茨城、長野、山梨などで古くから馬肉を食べる習慣があります。東京でも桜鍋を提供しているお店が多々あります。

 馬肉は、高たんぱくで低脂肪、低カロリーです。体内ですぐにエネルギーとなる糖質のグリコーゲンを多く含むため、夏バテ防止や体を温める効果が期待されます。また、血中コレステロールを抑制するリノール酸やリノレン酸などの不飽和須脂肪酸を多く含みます。さらに、吸収率の高いヘム鉄などの鉄分が非常に多く含まれています。

 馬肉は、特有のにおいが有りますが、鉄分と不飽和脂肪酸がそのほかの肉と比べて多く、脂肪分が少ないことから滋養強壮に適した理想的な食品です。

 馬肉の入門セットも送料無料にて2,000円代から販売されています。

まとめ

 産直(産地直送)は、生産者と消費者のつながりの中で、安心できる食品の未来を築いていこうとすることです。

 産直サイトには、現地ならではとなる目の前の農場や漁港、牧場からの新鮮な原材料使用した魅力的な食品が販売されています。産直が選ばれる理由のひとつは、顔の見える生産者が作った食品をその場所に行かなくても、取り寄せて食べることができるということがあげられます。自身で取り寄せる以外にも、魅力的な食品を贈ることができ、今旬なものを旬の状態のまま届けることができるのはやはり産直ならではだからです。

 普段の食生活ではあまり食べる機会がない食品でも、気になる産直品があれば、まずは試してみてはいかがでしょうか。今までにない驚きや感動に包まれることでしょう。

タイトルとURLをコピーしました