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【粉もの料理】お好み焼き

各地でさまざまな呼び名のあるお好み焼き お好み焼きは、この名前になるまでさまざまな呼ばれ方をしていました。最初は麩の焼、次に一銭洋食あるいはどんどん焼き、そしてお好み焼きになりました。一銭洋食は、その名の通り、一銭で食べられる洋食のような食...
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【文明開化による肉食解禁】ハンバーグ

文明開化による肉料理解禁 大陸から伝わった仏教により、長らくの間、肉を食べることが禁止されていました。明治時代に入り文明開化がきっかけで、肉を食べることが解禁されました。 このことによるひとつの変化は、牛鍋です。西洋料理による肉食は西洋料理...
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【季節到来】カニの美味しい食べ方

いよいよカニの季節がやってきました。美味しいカニを食べるなら、殻の剥き方や食べ方のコツをつかんで、準備万端で食べたい今日この頃です。 漁業関係者、宿の女将が言う美味しさが一番わかるカニの食べ方は、茹でカニです。身の繊維にうま味成分が絡み、芳...
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【洋食から和食へ】とんかつ

とんかつのルーツ 明治時代初期に西洋からさまざまな洋食がもたらされました。その中のいくつかは、今や和食として定着しています。代表的なものが、洋食ではカットレットと呼ばれたカツレツ、クロケットと呼ばれたコロッケです。 カツレツと名前が変わる前...
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【世界中から支持される】即席めんの市場とその価値

即席めんは、その簡便性や効率の良さから、世界中の幅広い世代から支持され、2019年の全世界での年間即席めん消費量は 1064.2 億食です。日本即席食品工業協会の統計によると2018年度の即席めんは、出荷額ベースで5,933億5,300万円...
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【一部食用となる】南米のコカとケシ

コカとは コカは、ペルーやチリ、ボリビア、エクアドル、コロンビアで見られる植物です。標高300~1500mの山地で栽培されています。高さ1.5mまで育つ灌木で、コカの葉は、8〜10cm程度、暗緑色で先がとがっており、ローレルの葉に似た形状を...
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【食欲をそそる香り】ウナギにまつわる話

ウナギのかば焼きの誕生 ウナギは、関東では背から、関西では腹から包丁を入れます。これは、江戸時代までさかのぼり、江戸は武家社会の中心地であり、それを気にして、腹に包丁を入れることが切腹を連想させることを嫌ったからのようです。 それでも背から...
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【便利さと美味しさ】丼料理の誕生と進化

親子丼の誕生 親子丼をはじめたのは、東京人形町の鶏鍋の老舗「玉ひで」と言われています。5代目当主の奥さんとなる山田とくさんが考案し、明治24年から始まりました。 この親子丼が人気を呼び、その評判に乗って、東京で親子丼を売る店舗が増えていきま...
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【違い】日本の「昆布茶」と海外の「コンブチャ」

日本の「昆布茶」 昆布茶は、昆布を乾燥させ細かく刻むか、あるいは粉末状にしたものにお湯を注いで飲む飲物です。塩味を付与したタイプや玉露を加えたタイプもあります。昆布のうま味を研究した結果、うま味成分がグルタミン酸ナトリウムということがわかり...
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【日本の文化】うどんとそばにまつわる話

「うどん」と「そば」の登場 関東のそば好き、関西のうどん好きは、いつ頃はじまったのでしょう。登場が早いのはうどんで、室町時代には現在と同様のものがありました。そばは江戸時代に登場します。この頃のめん類の店の看板は、うどんそば切りと書いてあり...