幸せホルモンとは
人間の脳から幸せな気分になれるホルモンが分泌されます。このホルモンは、心の充足感やストレスを軽減させたりします。幸せホルモンは、日常のささいな行動で分泌するのです。
幸せホルモンは、脳内ホルモンの中でも、分泌されると心と体に心地良さを感じるもののことをいいます。その中でも今注目されているのは、イライラを抑えてくれる「セロトニン」、快感を得ることができる「ドーパミン」です。
幸せホルモンを普段の生活の中で、どのように出すことができるのかを紹介します。
幸せホルモン働き
セロトニンは、心の充足感を促すホルモンです。セロトニンがきちんと分泌されると、ほかの神経伝達物質が暴走するのを抑制し、平常心を持ち続けることができます。セロトニンが不足するとイライラし、うつ状態や暴力的になりやすいそうです。
ドーパミンは、うれしいことや良いことが起きると、脳内で分泌され、快感を得ることができます。ドーパミンが分泌されると人間は意欲が湧いてきて、今以上にうれしいことや良いことを実践しようと考えます。分泌されればされるほど意欲が上がり、さらに取り組もうとするので、人生が好循環します。
食品から幸せホルモンセロトニンを分泌させる方法
- おいしいものや大好物のものを食べる
セロトニンはおいしいものを食べたときなど、幸福感を味わったときにも増えるといわれています。大好きなスナックやチョコレートなどの加工食品を食べだすと止まりませんよね。きっと脳からセロトニンが分泌され、脳が幸せで満たされているので、どんどん食べなさいと指令を出しているのかもしれません。
- たんぱく質をバランスよく摂取する
肉や魚、卵、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、豆腐やみそなどの大豆食品といったたんぱく質には、セロトニンの原料となるアミノ酸のトリプトファンが多く含まれます。このような食品が好物であれば、セロトニンの原料を取り込みながら、幸福に包まれていることでしょう。
食品から幸せホルモンドーパミンを分泌させる方法
- 課題を設定し、達成する
ドーパミンは、なにかを達成した後に分泌され、達成感を与えられると分泌量が増えるそうです。自身の中で様々な分野の加工食品を食べ比べるなど課題をたくさん設定し、達成するごとに達成感を味わいましょう。
- ドーパミンを生み出すのを促進する「チロシン」を摂取する
ドーパミンの生成促進には、アミノ酸のチロシンが関与しています。チーズなどの乳製品や納豆、枝豆、豆腐などの大豆食品、かつお節などに多く含まれるため、ぜひ取り入れましょう。
まとめ
幸せホルモンは日常の食事で増やすことができます。楽しくないあるいはイライラするようであれば、幸せホルモンが不足しているかもしれません。この機会に大好物を良質なたんぱく質を含む食品と食べて、幸せホルモンで満たされてください。適度なスナックなどの加工食品もオススメです。