食品の成分 【極めて有害】体をむしばむ過酸化脂質 過酸化脂質は、中性脂肪やコレステロールなどの脂質が活性酸素によって酸化されたものです。酸化された脂質の総称で、老化や動脈硬化などを引き起こす体にとって有毒な物質です。 体内で中性脂肪から活性酸素により酸化した過酸化脂質は、細胞の中で新たに活... 2020.12.13 食品の成分
トピックス 【活性酸素を除去する】スーパーオキシドジスムターゼ スーパーオキシドジスムターゼ (Superoxide dismutase/SOD) は、細胞内に発生したスーパーオキシド、つまり活性酸素を分解除去する酵素です。略称は SODです。酸素分子に1つの電子が加わったスーパーオキシド(O₂⁻)は、... 2020.12.12 トピックス
トピックス 【裏切り行為】食品偽装の背景と事例 食品はほかの製品と比較して、表示が極めて重要です。アレルギーや消費期限、賞味期限はもちろんですが、食品は基本的にスーパーやコンビニで消費者が直接手にとって、この表示をもとに短時間で選択されて購入されています。食品の表示は、限られたスペースに... 2020.12.10 トピックス
食品による健康サポート 【GABA】イライラという怒りの感情を鎮める食品成分 日々の生活で、カチンとくること、イライラすることがしばしばあります。怒りあるいはこれに類する感情をなくすことは、極めて困難です。この感情と上手く向き合う秘訣は、いったいどのようなことが考えられるでしょうか。 怒りとは、自分自身の気持ちや体を... 2020.12.07 食品による健康サポート
トピックス 【薬として一部利用されることもある】毒 一般的に外来性の物質で生体に毒性を示すものを毒と呼びます。身の回りで毒をもつ生物としては、細菌、きのこやカビなどの菌類、原生動物、植物、爬虫類、両生類、魚、ウニとヒトデ、軟体動物、昆虫など多岐にわたります。毒の働きとしては、赤血球を破壊する... 2020.12.02 トピックス
食品による健康サポート 【恒常性維持】食欲の制御とホルモン「レプチン」 レプチンは、脂肪細胞から分泌されるペプチドホルモンで、インスリンの刺激を受けてつくり出され、視床下部にある満腹中枢に作用して食欲を抑えます。また交感神経を活性化させて脂肪を燃やし、エネルギーの消費を促すことで肥満を抑制する働きがあります。 ... 2020.12.01 食品による健康サポート
食品 【光合成】葉緑素/クロロフィルを多く含む食品 スピルリナ スピルリナは、水前寺ノリなどと同じ藍藻類の一種で、アフリカや中南米など主に亜熱帯地方の塩分が高く、アルカリ性の強い湖で繁殖しています。スピルリナというのは、ラテン語で「らせん」という意味で、くるくるとねじれた形をしていることから... 2020.11.28 食品
トピックス 【真実】感動が心身の健康にもたらす影響 感動したときに、身震いや鳥肌が立ちます。この理由は、感動の多くが驚きにより発動されるからです。驚きは、動物が予期しない事態を体験したときに起こる感情以前の本能的反応です。驚きは、危機的状況であれば、恐怖や怒り、悲しみなどの感情に変化し、危機... 2020.11.21 トピックス
食品の開発 【アレニウスの式】反応速度の支配要因と食品への影響 反応速度 化学反応とは、反応物の結合が切れ、原子間に新しい結合が形成し、生成物が生じることです。化学反応では、生成物をつくるときに、結合を1度切らなければならないので、結合エネルギーの大きい分子などは、化学反応が起こりにくくなります。新しい... 2020.11.10 食品の開発
食品の加工技術 【電磁波】遠赤外線の食品への応用 遠赤外線とは 太陽から地球には多くの光が届いています。虹の七色からも分かるように、可視域の光には波長の長い赤から、短い紫までが含まれています。このほかにも目には見えませんが、赤より波長の長い赤外線、紫より短い波長の紫外線も同時に届いています... 2020.11.04 食品の加工技術